8-2 安全ライフサイクル

1.安全ライフサイクルとは

 安全ライフサイクルとは、SISを一つのライフサイクルとして初めから終わりまで俯瞰する考え方であり、SISにおいてこれは、潜在危険及びリスク評価フェーズから使用終了フェーズになる。この考え方の導入により、各フェーズの活動が明確になるとともに、フェーズ遷移時に必要な機能安全評価が明確になる。

2.安全ライフサイクル全体像

 図8-2-2-1に安全ライフサイクルの構成を示す。図中の番号は、フェーズの番号である。本図の通り、潜在危険及びリスク評価(フェーズ1)から使用終了(フェーズ8)までがSISのライフサイクルとして示されている。フェーズ1からフェーズ8までの各フェーズに共通な事項については、フェーズ9、10、11で示す。またフェーズ遷移時に段階1から段階5までの機能安全評価を実施するのが望ましい。

SIS安全ライフサイクル及び機能安全評価の段階
図8-2-2-1  SIS安全ライフサイクル及び機能安全評価の段階[JIS C 0511-1:2012 図7]より改変

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