JCSS校正サービス

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JCSS校正と一般校正(従来の校正)との違い

 従来の校正は、校正の能力(技術)を第三者がIECやJIS規格のような誰もが知ることができる基準によって評価をしたり、認めたりしていたものではありません。
 校正を依頼する側と校正を提供する側との一対一の信頼関係によって、校正の能力(技術)が認められてきたわけです。
 しかし、ISO 9001といった品質マネジメントシステムが日本に導入されてからは、ISOの認証機関等といった第三者に校正結果(校正証明書)が認められ、信頼されなければなりません。

 JCSSは、計量法によって
①トレーサビリティの源となる国家計量標準を定めている。
②ISO/IEC 17025を認定基準に定めて、校正を提供する側の校正の能力(技術)をNITE 認定センターが国に代わって審査し、登録されている。

 このようにNITE 認定センターが第三者として、校正の能力(技術)を認めていることによってJCSSの校正結果(証明書)が信頼されています。
 校正の能力(技術)を第三者が認めているものがJCSS校正で、自らが証明しなければならないものが一般校正(従来の校正)です。
 JCSSでは更に国際認定スキームによって認定された「国際MRA対応認定事業者」が発行する校正証明書は、海外で活用できます。

JCSS校正サービスを受けるには

 JCSSは、24区分(登録区分数22)定められており、JCSS校正サービスを提供できる登録事業者がたくさんおります。JEMIMA正会員・賛助会員(関連会社を含む)28社がJCSS登録事業者となっております。

 どのJCSS校正サービスを希望するのか、どこのJCSS登録事業者に依頼するのかなど、JCSS登録事業者の最新情報は、独立行政法人製品評価技術基盤機構のホームページの「JCSS登録・認定事業者検索」(外部ページへ)から得られることができます。

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