会長挨拶

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一般社団法人日本電気計測器工業会(Japan Electric Measuring Instruments Manufacturers' Association:JEMIMA)は、1948 年の創立以来、70 年を超える歴史の中で、多くの産業分野の研究・開発、設計、製造に欠くことのできない産業のマザーツールである「電気計測器」を取り扱う法人団体として、これまでも広く社会や産業の発展に貢献してまいりました。

2020年から始まったコロナ禍、未だ収束が見えず、経済は大きく打撃を受けています。一方ではデジタル化を加速して業績を伸ばしている企業や、一気にデジタル化が進んだ分野もあります。ウィズコロナ、ポストコロナのニューノーマル時代を見据え、JEMIMAも今まで培ってきたベースを携えつつ、その潮流の先端を走ることが求められていると認識しています。

そのために以下3つを基本方針とし、重点的に取り組みます。
1つ目は「ニューノーマル時代のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進による工業会活動の進化」です。
デジタル化と社会変革という世の中の節目に対し、データ生成、運用から管理までの幅広い領域をカバーしている当工業会は、第1のテーマをニューノーマル時代のDXと定め、産業や社会インフラのDXにおいて、会員企業による付加価値の拡大を進め、同時に会員企業を含む工業会自身のDXも進め、両面に対する貢献を目指します。時間や場所にとらわれない活動の実現等も含めて、具体的な推進検討は、新たにタスクフォース「DX推進検討タスクフォース」をつくり進めます。

2つ目は「データ社会を支える計測技術の技術革新・進化」です。
今、社会の進化、産業の発展の要はデータであり、産業界や社会インフラにおいてそのデータを生み出しているのが「計測・計量機器」です。社会において、データの範囲を拡大・活用し、データの正しさを確実にする「計測・計量技術」と「計測標準や国際標準」等に対する理解・貢献が、新しい時代にはますます重要になるものと思われます。まさにそれはJEMIMAの領域、土俵であり、その重要性を再認識し、強化することが、JEMIMAの価値を高めることにつながると考え、内外と連携し発信して参りたいと考えます。

3つ目は「繋がるJEMIMAへ」です。
繋がるというのは、コミュニケーションです。
コミュニケーションができている状態で、コミュニケーションに価値がある時に、繋がりが強化され、関係が近くなります。JEMIMAの価値をよりオープンに提供してゆくことが、会員企業、お客様及び産学官の関連機関・団体との関係を強化することに繋がります。JEMIMAは展示会やセミナーを通して、長くこの繋がりを強化してきました。昨年の計測展2020 OSAKA「ハイブリッド展」を通じて整備したインフラを、本年度のIIFES2022に活用すること等による価値提供で、より一層、会員企業、お客様及び産学官の関連機関・団体との関係を強化し、工業会の価値及び会員満足度の向上を進めてゆきたいと考えます。

以上3つの基本方針を柱に据え、歴代会長が積み上げてこられた基盤を受け、多くの関係者の皆さまのご協力を仰ぎながら、JEMIMA理念にある「会員企業」「顧客」「社会」に貢献する、さらに魅力ある工業会にすべく努力してまいる所存です。
引き続きの皆さまのご支援ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
大きく変化するJEMIMAに是非ご期待ください。

一般社団法人 日本電気計測器工業会
会長  曽禰 寛純

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