- JEMIMAトップページ
- お役立ち情報
- 技術解説
- 8 安全計装システム(SIS)
- 8-2 安全ライフサイクル
- 8-2-1 機能安全管理
8-2-1 機能安全管理
- 1. 機能安全管理
- 2. 潜在危険及びリスク評価
- 3. 防護層への安全機能の割り当て
- 4. SISに対する安全要求仕様
- 5. SISの設計及びエンジニアリング
- 6. SISの設置、引渡し及び妥当性確認
- 7. SISの運用及び保全
- 8. SISの部分改修
- 9. 使用終了
- 10. 適合確認(準備中)
- 11. 機能安全評価及び監査(準備中)
- 12. 安全ライフサイクルの構成及び計画(準備中)
機能安全管理
安全ライフサイクル フェーズ10 その1
1.目的
機能安全の要求事項が全ライフサイクルにおいて確実に計画・実行するために必要な管理作業を機能安全管理という。機能安全管理により機能安全の目的が満たされていることを保証する。
機能安全管理並びに機能安全評価及び監査に関わる引継ぎ事項、引渡し事項は次の通り。
① 引継ぎ事項
機能安全管理及び監査に関する計画書、SIS安全要求仕様(SRS:Safety Requirement Specification)
② 引渡し事項
機能安全評価結果、機能安全監査結果
2.手順
機能安全管理の業務における方法(例えば文書の管理、不適合の管理、組織の管理など)の多くは、品質保証手順の規定(例えばISO 9001)の遵守のためにすでに実行されているであろう。この場合には、機能安全の目的のためにすでに品質目的で実施済の業務を繰り返す必要はない。品質保証手順を、それらが機能安全の目的を達成するために見直すことが望ましい。
SISに関連した組織構成を定義し、各構成要素の役割及び責任を明確に理解及び伝達することが望ましい。SISに係わる安全ライフサイクルの取り組みを実行するのに必要な技能や知識を確認することが望ましく、それぞれの技能には、必要な能力レベルを定義することが望ましい。人的資源の能力は、それぞれの技能に対して評価することが望ましく、技能ごとの人数も必要とされる。違いが認められる場合には、必要な能力のレベルが適切な時期に達成されることを可能にすべく開発計画を確立することが望ましい。
この際に必要な技術や知識について、 JIS C 0511ではJIS C 0511-1:2019 5.2.2.2 a)~i)のように規定している。



