1-1-6-10 回転計

 回転計には検出器として、電磁式と光電式の方式がある。これらは一般仕様のものと、防爆仕様(耐圧、本質安全)のものがあり、いずれも検出器からの信号を受けて表示器でその値を表す。表示方式は、ディジタル式とアナログ式がある。また単に回転数を表示するものと、二つの回転数の測定値と基準値の比を演算し、それぞれを表示させる回転計や1台で2機能をもった方式もある(計測と制御が同時に行える)。これは、あらかじめ設定された回転数を基準に、実測値と比較して制御を行い、同期、タイミング等の警報用信号も任意に設定できる。これらの回転計にはディジタル表示と、出力信号を発信できるものがある。

 また、光伝送技術を応用して表示や信号を出力させる回転計もある。

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