1-1-1-4 温度伝送器

  温度変伝送器は,熱電対・測温抵抗体および放射温度計等の検出部からの信号を,受信計に対応した種類の信号に変換し伝送する。

 伝送器の持つ電気回路には,分圧,分流インピーダンス変換,A/D変換,リニアライザ,温度補償および増幅器等の種類があり,用途に応じて必要な回路が組み合わされ,ケースに内蔵されている。

 最近は温度伝送器のインテリジェント化が進み,内部回路にマイクロプロセッサを搭載し,温度センサと一体で現場に置かれるタイプが国内でも使用されている。欧米ではスマートセンサと呼ばれている通信機能を有した温度伝送器が増えてきており,これらは,圧力や差圧発信器にも採用されている共通のハンドヘルドターミナルから様々な設定や情報の入手(レンジ,ゼロ-スパンの設定,調整や自己診断)が可能となっている。

 伝送器の出力は最近では4~20mA DCの統一信号と呼ばれるものがほとんどである。前述の通信機能はこのアナログ信号にディジタル信号を重畳させて送受信する。

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