6-1 放射線計測器の生い立ちと変遷

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 放射線との接触は、1895年レントゲンによるⅩ線の発見、1896年ベクレルによる放射能の発見、1898年キュリー夫婦によるラジウムの発見以来、放射線の各分野への利用が同時に始まった。放射線計測器は、放射性物質から放出される電離性粒子を検出するが、その技術は第二次世界大戦後に飛躍的に進歩し、現在にいたっている。

 本章では、我が国の放射線利用の一分野である、放射線応用計測器、放射線モニタの生い立ちと変遷を紹介する。

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