第100回記念 先端技術調査委員会講演会 開催報告

先端技術調査委員会では2003年発足以来、会員各社の発展に寄与する最先端技術情報及び工業会に関連する最新情報の提供を通じた会員満足の実現及び先端技術紹介のチャンネル作りの調査・構築の実現を目指して活動を継続しています。

今般、通算100回目の記念すべき講演会の開催に当たり、脱炭素社会へ向けたカーボンニュートラルの大きな変革の時代に於いて、エネルギーマネジメントとして注目されている「グリーンイノベーション実現に向けた水素エネルギーの利活用について」をメインテーマに第一線でご活躍のお二人の講師をお招きし、産学官のグローバルな取り組み・現在の課題・今後の対応、並びに電気計測器工業界への期待等についての講演を頂くこととしました。

開会挨拶

開会に先立ち、本年5月の堀場副会長兼関西支部長の退任後、後任に就任の齊藤副会長兼関西支部長から主催者代表として、「JEMIMAではニューノーマルな時代に向け積極的に今回の様なオンラインツールを活用して、会員企業の皆様に時宜を得た有意義な情報提供を継続する」、「堀場前関西支部長の構築された路線を継続・発展させて、本部・関西支部の一層の連携、特に今回及び計測展OSAKAに代表される様な関西発信型の全国ネットの会員サポートの提供を通じて、会員企業の皆様に貢献する」との挨拶が本日の講師を含めた歴代講師への感謝の言葉と共にありました。
主催委員会の先端技術調査委員会の藤原委員長からは、会員の皆様に関連する先端技術分野の講演会や見学会の開催、留学生を含む学生を対象とした業界研究会員企業訪問ツアーの実施並びに技術研修の開催などの幅広い委員会活動の紹介がありました。

加えて、藤原委員長からは、第100回記念講演会開催に際して、以下の説明がありました。今多くの方が非常に高い関心をお持ちの「グリーンイノベーション実現に向けた水素エネルギーの利活用について」をメインテーマとしました。九州大学 副学長 水素エネルギー国際研究センター長 主幹教授 佐々木 一成 様、経済産業省 近畿経済産業局 資源エネルギー環境部 新エネルギー推進室 室長 日村 健二 様を両講師にお迎えして開催いたしました。ご講演内容も、個別の先端技術ではなく、次世代エネルギーとしての「水素」について、現状から今後の動きについて、大学と行政の異なる視点でのご講演を頂く企画としました。国内の現在の具体的な動きや今後の動向、また海外の動向や関連する規制なども含めて幅広いご講演を頂きました。
なお、本講演会は、公益社団法人自動車技術会 関西支部 企画委員及び当工業会のエネルギー・イノベーション委員会の協力を得て、6月28日(月)に開催いたしました。

当日の開催概要プログラム等は こちら 

講演会の様子(会員限定公開)

当日の録画データは こちら より閲覧できます(要 会員ログイン)

ページトップへ