4.放射線応用計測器

 放射線応用計測器(特に密封線源を利用したもの)の種類と国内の利用状況、代表的な線源核種および各種応用計測器の製品を紹介する。
 放射線応用計測器は、放射性同位元素から放射される放射線と被測定物との相互作用(吸収、散乱等)を利用して測定する。非接触での測定が可能で、かつ情報が電気信号で得られる等、数多くの特長を持っている。その利点を生かして、紙パルプ業や鉄鋼業ではシート状の物質を製造するプロセスで厚さを測定する厚さ計、石油精製、化学プラントなどにおけるタンク内蔵物の高さを測定するレベル計、また、各種業種における水分、密度測定等に使用されている。
 放射線応用計測器は一般的に次のような特長がある。
  1.  非接触測定ができるため、高圧タンク内の液面、高温鉄板の厚さ、粘度の高い液体の密度等が測定できる。
  2.  温度・振動・圧力等の影響を受けにくい。