3.1 種類

 放射線モニタは、測定対象、検出方式、用途などによって分類されるが、一般的には、その測定対象により次のように分類される。
(1) エリアモニタ
エリアモニタは、作業場所などの空間の線量率を測定し、中央監視盤において集中監視するものである。検出器出力は中央監視盤内で指示・記録されるとともに、あらかじめ定められた値を超えた場合には警報を出力する。
(2) ダストモニタ、ヨウ素モニタ
ダストモニタは、空気中の粒子状放射性物質を補集し、ヨウ素モニタは、空気中の放射性ヨウ素を補集し、それぞれ濃度を測定し、中央監視盤において集中監視するものである。検出器出力は中央監視盤内で指示・記録されるとともに、あらかじめ定められた値を超えた場合には警報を出力する。
(3) ガスモニタ
ガスモニタは、空気中の放射性希ガスやトリチウムなどの空気中濃度を測定し、中央監視盤において集中監視するものである。検出器出力は中央監視盤内で指示・記録されるとともに、あらかじめ定められた値を超えた場合には警報を出力する。
(4) 水モニタ
水モニタは、水、その他の液体中の放射能濃度を測定し、中央監視盤において集中監視するものである。検出器出力は中央監視盤内で指示・記録されるとともに、あらかじめ定められた値を超えた場合には警報を出力する。
(5) 表面汚染モニタ
表面汚染モニタは、人体や物品表面の放射性汚染の有無やレベルを測定、監視するモニタで、ハンドフットクロスモニタ、体表面モニタ、物品表面汚染モニタ、ランドリーモニタなどが含まれる。
(6) 監視システム並びに装置
監視システム並びに装置は、原子力施設周辺の環境放射線および気象要素などの測定データをテレメータ装置で収集し、常時集中監視するシステムである。